人生の終焉
「今日は何かあるんですか?」
喪服を着て駅まで迎えに来てくれた理恵さんに訊いた。
「99歳の利用者さんが亡くなり、葬式があるんです。6人目の看取りをさせていただきました・・・」と車中で入所~亡くなるまでの話を聴かせてもらった。
上原理恵さんは、「ひなたぼっこ」(老人介護施設・保育園)を経営する社長であり、看護師、倫理法人会会長、志塾アドバンス生として毎日忙しい日々を過ごしている。
私たちは死にかけると病院で延命措置を行う。
動かない心臓を動かし、排尿できない体に点滴を打ち体内に水がたまり、苦しむ。死を止めたり、治したりすることはできない。治せない死に対して、治すためのパターン化した医療措置を行うのだ。
看取りは余計な延命や医療措置を取らず、夢うつつの気持ちいい、穏やかな状態になり死=人生の終焉をサポートするのだという。
自然死はいわゆる「餓死」だ。
・「飢餓状態」になると、脳内モルヒネが分泌される。
・「脱水状態」になると意識レベルが下がる。
・「酸欠状態」になると脳内モルヒネが分泌される。
・「炭酸ガス貯留状態」には麻酔作用がある。
人間は死が身近になると、食事や水分を取らなくなる。
体内に余分なものがなくなり、柔道で締め落とされる、疲れて自然に寝落ちするように旅立てるというのだ。
人間ってスゴイなぁ!!!
自然な心や体があれば、人生も死もより良い方向に向かうようになっているんだ・・・。
問題は、不自然な心や体だ。
・感謝ではなく不満。
・素直ではなく我儘。
・明朗ではなく憂鬱。
自分の不自然な考え方や捉え方、生き方が人生に苦しみを招く。
自己中心な自分、相手の立場に立たない自分、課題から逃げる自分。
人生を困難にしているのは、他人でも社会でもない。自分自身だ。
私たちは、誰でも人生の終焉を迎える。
死ぬまでは生きている。
二度とない人生をどう生きるかは自分で決められるんだ。
ブレない覚悟を作り、素直な自分を取り戻し、家族と共に幸せな人生を送る為に「志塾」がある。
今日は、一日名古屋志塾だ。
熱い一日になりそうだ。
今日も一日生きられる! ありがたい!がんばるど~!!!!!
【志塾・打つ手は無限塾について】http://utsutewamugen.com
【アメリカ人が保育する幼児園・学童保育】http://www.ily.co.jp
コメント